1月種牡馬リーディング/ディープインパクトついに陥落

1月の競馬開催が終わり、1月度の種牡馬のリーディングも確定した。

結果は1月だけで26勝を記録したロードカナロアが見事に首位に躍り出た。

 

ご覧の表は、年度毎に1月だけの種牡馬リーディングを纏めたものだ。

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2018年(実際には2015年)以降、1月のリーディングを取り続けていたディープインパクトの牙城が遂に崩された格好だ。

ここ数年、産駒の数を増やし続けているロードカナロアだが、1月の勢いをそのままに年間リーディングまで突っ走るか、今後の産駒の活躍に目が離せない。

 

今年の2歳馬がラストクロップとなるディープインパクトだが、流石に晩年になって出走頭数も減っていたので、この結果はある程度予測できた数値だが、それにしても18勝の2位は立派の一言。

 

2月1日時点で中央に登録されているロードカナロア産駒が171頭なのに対して、ディープインパクトは91頭と約半分の数。それでこの成績は立派を通り越して恐ろしい数字と言える。今年の3歳馬もキラーアビリティを筆頭に、クラシック有力馬が目白押しだ。勝ち星では苦しい戦いを強いられる事は仕方ないが、大舞台のレースでは今年もディープ産駒の席捲が予想される。

 

今週は3歳馬の重賞レース、きさらぎ賞が予定されている。過去にはダービー馬も輩出しているレースで、クラシックに向けて重要な一戦。

 

ロードカナロア産駒がこのまま勢いを増すか、ディープ産駒が巻き返しを計るか、或いは新種牡馬の台頭か、クラシックに向けた3歳馬の戦いから目が離せない。